【憂研】憂域グラフの作り方

作成の方針

 作成の大まかな方針としては、憂が映っていない場面と憂が映っている場面のフレーム数をひたすら数えていき、最終的にExcelの積み上げ棒グラフに落としこみます。何言ってるのかよく分からないよって人もご安心ください。下の説明を読んで、なんとなく「ふ~ん」と思ってもらえれば大丈夫です。というか「ふ~ん」とすらならなくても別に困らないと思います(笑)

フレームとは?

(京アニ出版部 京都アニメーション版「仕上げ・撮影の手引き」 p8 より)
「(フレームとは)②映像が切り替わる最小単位のことです。
 日本やアメリカのTV放送で標準とされている「NTSC」方式では、1秒間に約30枚の絵が表示されるようになっています。これを「30fps(frame per second)」と言い、その1枚1枚をフレームと言います。かつてフィルムを用いた撮影では、1秒間に24コマ(=24フレーム)の絵が使われていましたので、今でも作画は当時のまま、1秒間24コマで動きを作っています。」

 ここで押さえておきたいのは、日本のアニメは1秒間に24フレームの絵を使っているということです。したがって憂が1秒間画面に映った場合、24フレームの憂の絵が画面を流れていくことになります。24分間ある1話のアニメーションの中で、例えばですが、最初に憂が映らないフレームが700フレームあり、そのあと憂が300フレーム映り、200フレーム映らず、400フレーム映り・・・といった場面構成の場合、下図のような憂域グラフが出来ます。この数字を全話数の全場面で記録し、グラフ化していくわけです。

 作成については、方向性さえ決まってしまえばあとはひたすら作業です。より具体的な記録方法だったりExcelの使い方だったりは、気が向いたらまたお話しようと思います。
 次回は完成した憂域グラフを実際にお見せしたいと思います。それではまた次回ノシ

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